『新・牡丹と薔薇』第13話 セリフ&名ゼリフ [セリフ&名ゼリフ]
愛が憎悪に変わるとき
12月16日(水)放送 第13話のセリフ&名ゼリフです!
⇒ 『新・牡丹と薔薇』第13話 あらすじネタバレ
⇒ 『新・牡丹と薔薇』第13話 感想
◆ 『新・牡丹と薔薇』第13話 セリフ
美輪子
「多摩留とはもう会わない」
美輪子
「これでもうかかってこなくなる。清々するわ。やっぱり、生まれ育ちってものがあるのね。」
ぼたん
「生まれ育ち?」
美輪子
「多摩留って面白いことは言うけど、もともと教養がないんだわ。野卑で下品で…そういう風に見ると、何もかもが別の色合いに見えちゃって。」
ぼたん
「そう…」
美輪子
「なんだかゾッとしちゃったわ。こんな人と愛し合ってたのかって。身震いしちゃったの」
ぼたん
「目が覚めたのかしら…あなたもやっと」
美輪子
「ごめんなさいね。お姉ちゃま。お姉ちゃまの気持ちを踏みにじって迷惑ばかり、辛い思いばかりさせて。」
ぼたん
「美輪ちゃん…良いのよ、美輪ちゃん。」
美輪子
「ごめんなさい。ごめんなさい。」
ぼたん
「いいの。今までのあなたは、もののけにとりつかれていたんだわ。やっと本来のあなたが、本当の姿の美輪ちゃんが私のところに戻ってきてくれたんだわ」
「今までのあなたはもののけにとり憑かれていたんだわ」#ボタバラ pic.twitter.com/X6XIeNGOyq
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美輪子
「もう絶対、多摩留とは会わない。今度こそ誓うわ。あんな奴との交際はバッサリぶっち切る。死んでも会うもんですか」
「あんな奴との交際はバッサリブッち切る…死んでも会うもんですか!」#ボタバラ pic.twitter.com/jPbS450J8S
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多摩留父
「着信拒否ってことは、絶交するってことだ」
「着信拒否って事は絶交するって事だ…」#ボタバラ pic.twitter.com/FMwLUdN8Rb
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多摩留
「絶交だって?」
多摩留父
「もうお前とは付き合わないってことだよ」
多摩留母
「やっぱりね、良家の御嬢さんだからね。身分が違うから」
多摩留父
「諦めるしかないなぁ」
ぼたん
「ヤンさま~♪私のヤンさま~♪」
「こんなのが趣味なんですって。美輪ちゃん」
ヤン様#ボタバラ pic.twitter.com/RDl5CcXyWh
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平野
「申し訳ありませんが、美輪子様にはお取次ぎできません」
平野
「どちらさま?」
「美輪子様はご不在でございます」
「どちらさま?」
「ご不在です!何度言えば分かるんですか!警察を呼びますよ!」
ぼたん
「私が言ってやるわ!こんなことして、これじゃまるでストーカーじゃないの!ぴしゃっと言ってやるわ!」
ぼたん
「すぐに帰りなさい!」
世奈子
「あたなもねぇ、潔癖なのは分かるけど、その年であまりかまととぶるのも止めた方が良いわ。5月ごろには結婚するんじゃないの。もう少し柔軟にやれないの?綱輝さん、呆れて笑ってたわ。本当に純粋な人だって。感心するふりをしてくれてるけど、彼だってモテない訳じゃないし、アイスホッケーで鍛えた良い体してるんだし、こんなことしてたら、他の女に手を出さないとも限らないわよ?」
「あなたもねぇ、潔癖なのはわかるけど、その年であまりカマトトぶるのはやめた方がいいわ」#ボタバラ pic.twitter.com/9kAcFmzhp5
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ぼたん
「そうなの?そういう人なの?綱輝さんって」
世奈子
「あのねぇ。男ってものはそういうものだって言ってるの。婚約者があまりガードを固くしてたら、よそで発散したくもなるじゃないの」
ぼたん
「よしてよ。汚らわしい」
世奈子
「少しは美輪ちゃんを見習ったらどう?」
多摩留
「さっきはどうも、失礼しました。お姉さんですよね?」
ぼたん
「そうですけど」
多摩留
「帰れって言われたけど、あれから考えたんだ。俺は絶対諦めないです」
ぼたん
「だって」
多摩留
「あんたの口からも美輪子にそう伝えてもらえませんか?永久に諦めないからって。」
ぼたん
「よしてください。妹と手を切ってください。まだ高校生なんですから」
多摩留
「(土下座)お願いします!なんとかしてくださいよ。美輪子に会わせてくれませんか?もう一度だけ、もう一度だけで良いから。それでダメなら諦めるから。このままじゃ蛇の生殺しで。俺は死ぬしかなくなる。ねぇ、なんとかしてよ。お姉さん」
「このままじゃ…ヘビの生殺しで…俺は死ぬしかなくなる…ねぇ、なんとかしてよお姉さん…」#ボタバラ pic.twitter.com/gBkh3Qo8ix
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世奈子
「何してるのよ!やめなさいよ!血迷うんじゃないわよ。年端もいかない女の子付き回して、何様だと思ってんの!出ていきなさい!あんななんてね、お墓の番をしてればいいのよ!」
「血迷うんじゃないわよ!…年端も行かない女の子付け回して…何考えてんのよ!出ていきなさい!あんたなんかねぇ、お墓の番をしてればいいのよ!」#ボタバラ pic.twitter.com/sfdJliA5oe
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多摩留
「なに?」
世奈子
「なによ?」
綱輝
「ママ?どうかしたんですか?」
世奈子
「この人、美輪子にしつこく付きまとってるのよ。ぼたんも困ってるの」
綱輝
「付きまとい?」
世奈子
「叩き出してよ!こんなやつ!」
多摩留脅迫状
「会ってくれなければ死ぬ 絶望によって多くの魂が死ぬ タマル」
警官
「このナイフはなんだ?会ってくれなきゃ殺すって意味か?」
多摩留
「これは…自分が死ぬつもりで」
警官
「じゃあ、これは?絶望によって多くの魂が死ぬ?なんのつもりだ?これ!」
多摩留
「えっと、あの、だから…」
多摩留母
「この子が人殺しなんか!きっと大好きなガールフレンドにフラれて死にたかったんですよ。それだけですよ!」
警官
「どうなんだ?大量殺人でも起こそうってんじゃないだろうな」
多摩留
「自分が死ねば自分の魂も死ぬんです。自分の中には様々な魂があるので、それが全部死んでしまうんで」
警官
「付きまといをしていたことは認めるね?」
多摩留
「はい」
警官
「被害届が出てる。告訴されてるんだよ。田園調布の小日向家の門前。それから等々力の緑ヶ丘女子高前で見張っていたこと。これらは全部ストーカー行為だからね。罰金50万円以下、懲役6か月以下のどちらかに該当するんだ」
多摩留母
「え?懲役?」
警官
「今日のところは警告だが、ストーカー行為を繰り返すと警告だけでは済まなくなる。いいね?二度と付きまとい行為をしてはいけない。分かったね?」
多摩留
「はい」
美輪子
「どうしたのよ?何慌ててるのよ?」
ぼたん
「今日、工房に来てる人に言われたの。あなたのことがネットに出てるって」
美輪子
「え?私のことが?」
美輪子
「なんなの?これは…」
「なんなの…これは…」#ボタバラ pic.twitter.com/oefBi2P8Mf
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ぼたん
「あなた、あの男に写真を撮らせたの?」
ぼたん
「酷い…こんな写真を…美輪ちゃん、あなた、こんな写真まで…」
「美輪ちゃん!…あなたこんな写真まで…!?」#ボタバラ pic.twitter.com/Ceo4UlLuO3
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崑一
「なんてことをしてくれる!いい恥さらしだ!」
今週は家族全員からぶたれる美輪子#ボタバラ pic.twitter.com/I4n9YOPitL
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ぼたん
「パパ!パパ止めて!お願い、許してあげて!」
ぼたんのナイスセーブ#ボタバラ pic.twitter.com/ZWeTUbYp7c
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崑一
「許すも何も、取り返しのつかない汚名だ!よくも私の顔に泥を塗ってくれたな。見損なったよ美輪子!」
眞澄
「美輪子、謝りなさい。パパに手をついて謝りなさい」
「美輪子、謝りなさい!パパに手をついて謝りなさい!!」#ボタバラ pic.twitter.com/V8zKCzj3lD
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◆ 『新・牡丹と薔薇』第13話 名ゼリフ
今日は、「リベンジポルノ」のキーワードが頭から離れなかったけれど、これはセリフではないし…
何が名ゼリフに選ばれるんだろう?と思ってたら、これでした!
第13話の名ゼリフは、
「ヤンさま……あたしのヤンさま!」
でした!
そうきたかーって感じだったな。
以下、東海テレビの解説です!
そのエキスが純粋ではなかった多摩留(戸塚純貴)への想いが冷め、今までは物の怪に取り憑かれていただけだったことが白日の下に晒された美輪子(逢沢りな)が、姉・ぼたん(黛英里佳)に対して彼との交際をバッサリぶっちぎる宣言をしたのち、その多摩留の後釜に入ることになった韓国スター・ヤンへの美輪子の熱い想いを代弁した、ぼたんによる揶揄。
半分ふざけ合って、じゃれ合っている姉妹であったが、美輪子が多摩留に対して自らへの愛を示させるために呑ませてしまった金魚の存在を忘れてしまったように、美輪子をお姫様だっこして上り続けた階段への感謝の気持ちを忘れてしまった多摩留が、僅か1話にして立派なストーカーに仕上がったため、このシーンで見られたような姉妹の笑顔を今後も見られるかどうかは、予断を許さない状況となっている。
さて、この機会に今回の【新・牡丹と薔薇】をご覧の皆様がドラマを見ながらツイートして下さっている中で度々持ち上がる、ある話題について触れたい。それは「中島丈博先生の作品でインターネットという言葉が出る日が訪れようとは...」という感傷と尊敬の念である。中島作品と言えば「旧き良き新しき絶妙の昭和感」が魅力の一つとも言えるが、今作ではそのテイストを確固とした基盤にしつつ、現代的な事象やデバイスを巧みに取り入れて、抗えぬ運命の残酷さに翻弄されていく姉妹の姿を新たな愛憎劇として色鮮やかに描き切っている。今年傘寿を迎えられた中島先生の創作エネルギーは三国志における黄忠漢升の如く、老いて益々盛んなのだ。
最後に万全を期しておくと、今回の名ゼリフで登場した韓国スターはヤンさまであり、このドラマはフィクションである。
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