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『新・牡丹と薔薇』第16話 セリフ&名ゼリフ [セリフ&名ゼリフ]

『新・牡丹と薔薇』 第16話
忘れられぬ事件の爪痕
12月21日(月)放送 第16話のセリフ&名ゼリフです!
 



『新・牡丹と薔薇』第16話 あらすじネタバレ
『新・牡丹と薔薇』第16話 感想
『新・牡丹と薔薇』第16話 動画


◆ 『新・牡丹と薔薇』第16話 セリフ

萌子
「やっぱりいるの?これが(小指を立てて)」

眞澄
「いるに決まってるじゃない。以前とは別の女のようだけど」

萌子
「またまた、二子多摩(ゆで卵2つ両手で持って)の差し回しかしら」

眞澄
「男ってバカねぇ。うかうかと謀略に乗せられて。あちらのママが、あたしたち夫婦の仲を裂こうとしてるの見え見えなのに」



眞澄
「以前の敷地に新しく家を建てられたら一番良いんだけど」

萌子
「やっぱりダメなの?地主が」

眞澄
「崑一が辛抱強く交渉してるのよ。何のかんのと言って、なかなか首を縦に振らないのよ」

萌子
「あたし、全然知らなかったわよ。あそこが借地だったなんて」

眞澄
「火災保険だってたっぷりかけておいたから、今頃は新築の家に住んでるはずなのに、悔しいわ。更地にしたまま放りっ放しで」



眞澄
「お母さんのお陰よ。お母さんが天然ですっとぼけてるから、ずいぶん助かったのよ」

萌子
「すっとぼけてて、悪うござんした!」



眞澄
「あら?そのペンダント、今日はぼたんね」

美輪子
「えぇ。私のお守り。これを胸に掛けてると安らかな気分でいられるの」



伊佐子
「どうして晩御飯の支度くらい出来ないんだよ!粗大ごみ!」



伊佐子
「やっぱりあれかねぇ?血は水よりも濃ゆしで、いざとなると冷たいんだ」

峰靖
「俺たちから逃げたしたかったんだよ」

伊佐子
「そうかもしれない。あんたが全て打ち明けて話したのが間違いの元なんだ。」

峰靖
「隠してたっていずれ分かることさ」

伊佐子
「そりゃね。弟たちとは姿形も頭の出来もあまりにもかけ離れてるから、本人もうすうす気付いてたんだろうけど。生まれてすぐに引き取って、吉田の籍に入れたんだって打ち明けたら、その途端に…。そうだよ。直ぐだったもんね。アメリカに行っちゃったのは。語学の勉強だかなんだか知らないけど、行きっ放しで」

峰靖
「帰るつもりはないんだよ」

伊佐子
「どうせ、本当の親じゃないって、そう思ってんだ。捨てられちゃったのかねぇ。あたしたちは」



富貴子
「ただ今帰りました。父さん、母さん、杉ちゃんも、元気だった?」



世奈子
「ぼたんが死んで、あの子の物はもう何も残ってない。でも、これだけが。このへその緒だけが」

崑一
「そんなもの、毎日眺めていたって仕方がないんじゃないか?」

世奈子
「何言ってるのよ。お腹を痛めて産んだ子なのよ?あなたには、ただのゴミ屑にしか見えないかもしれないけど」



伊佐子
「うちは、にっちもさっちもいかない、どん詰まりなんだから。こういう時に、やっとあんたが帰ってきてくれて。あぁ、地獄に仏ってこのことだよねぇ。富貴子、あたしたちはもう、あんたしか頼るものはいないんだからね」



美輪子
「ここが?ここが私のお部屋なの?」

崑一
「そうだよ。気に入ったかね?」

美輪子
「にくいわねぇ、このセンス、壁紙の色が落ち着いてるし、こちら側にベッドを置いて、こちら側にテーブルと椅子。この広さなら、ソファーも置けるわね!」



富貴子
「3億?3億の賠償金?」

峰靖
「そうなんだよ」

富貴子
「3億だなんて…」

伊佐子
「べらぼうだよ。金額がデカ過ぎて、あたしたちにはピンと来ないよ」

峰靖
「先方の言い分は、長女を殺され、放火で家を失った損害賠償ってことだ。しかし噂では、結構な額の火災保険料が下りたって聞いてる」

伊佐子
「この家の、どこをどうつっつけば、そんな金が出てくると思ってんだろ。まるで絵空事だねぇ」

峰靖
「だから地裁の方ももう少しリアルな数字にした方が良いんじゃないかって、まだ係争中なんだよ係争中なんだよ」

伊佐子
「そうでなくったって、食うや食わずの生活をしてるっていうのにさ」

富貴子
「そうなの。典型的なお金持ちの感覚なんだわ」

伊佐子
「どっちにしたって、もうこの家を売るしかなくなってんの。裁判で負けて差し押さえられないうちに、処分した方が良いんじゃないかって」

富貴子
「3億なんてお金、私がどんなに頑張ったって無理」

伊佐子
「何もそんなことまで、あんたに押し付ける気はないけど」

富貴子
「父さんも母さんも聞いてちょうだい。正直言えば私、もうこんなところに帰ってくるのはよそうと思ってたの。」

伊佐子
「え?やっぱり?」

富貴子
「離婚した後も市民権はあるんだし、別にアメリカで暮らしたって良かったんだから。でもね、向こうに長く住めば済むほど、気になってくることがあるの」

伊佐子
「そりゃねぇ?あたしたち親子は実の親子も同然だし」

富貴子
「違うの。自分のアイデンティティをしっかり捕まえときたくなって」

伊佐子
「え?」

富貴子
「アメリカって国は、色んな人種が混在してるけど、それだけに自分のルーツとかそういう物に対しては厳格なのよ。そこのベースをしっかり意識していなきゃ、あの国では生きていけないの。だから私も自分の出生についてきちんと知りたくなったの」

伊佐子
「だから、話したじゃない。そんなことは。ねぇ、あんた」

峰靖
「それ以上、何を知りたいんだ?富貴子は」

富貴子
「確か、母さん。産婦人科の先生の仲介で私を養女にしたのよね?」

伊佐子
「養女って言うけど、あんたの場合は、戸籍だって実子になってんだからね。私は不妊症で子供が出来ないと思い込んでたんだけど、あんたを自分の子にして3年目に多摩留が生まれて、実の子供は違うし可愛いに決まってるじゃないの。その多摩留があんな事件で死んじゃって、もうどうにもこうにもなりゃしないよ。何もかもパーになっちゃったんだから」

峰靖
「そんなこと、聞いてやしないんだよ、富貴子は」

伊佐子
「じゃあ、何を聞きたいってのよ。アイデンティティ?だかチィチィだかなんだか知んないけど、アメリカくんだりから帰って来て、そんな話を蒸し返されたくないよ!私は!」

富貴子
「母さん、一つだけ教えてちょうだい。私の養子縁組を仲介したっていう、その産婦人科の先生はどこにいるの?なんて名前の産婦人科医なの?」

伊佐子
「やめてよ、今更」

富貴子
「じゃあ、父さんは知ってる?」

峰靖
「んん。そうだな。何しろ古い昔の話だからな。」

富貴子
「その先生に聞かなきゃ、私がどこの誰の子なのか、どういう両親から生まれたのか、全然分からないじゃないの。言ってほしいわ」

峰靖
「あれは、たしか…、逗子の方じゃなかったかな。なぁ?」

伊佐子
「知らない、知らない!そんな重箱の隅をつつく様なことまで言われたくないわよ!」


(富貴子、ちゃぶ台に札束をバン!と出す)


伊佐子
「なに?これ」

富貴子
「とりあえずお金がいるだろうと思って、ドルから円に換えたの。婿ではネイルアートで稼いでるし、多少の貯金くらいはあるわ。私のルーツを探し当てたからって、何もあなたたちと縁が切れるわけじゃないわよ。お願いだから、隠し立てしないで、何もかも話してちょうだい!」


◆ 『新・牡丹と薔薇』第16話 名ゼリフ

第16話の公式名ゼリフは…

「ニクいわねぇ、このセンス」

でした!

伊佐子の
「アイデンティティ?だかチィチィだかなんだか知んないけど」

かと思ったんだけどな~。


以下、東海テレビの解説です!

 ぼたん(黛英里佳)の死から2年。いや、ぼたんが死んでもまだ生きてる状態になってから2年。多摩留(戸塚純貴)のM計画により灰塵に帰した崑一(岡田浩暉)の豪邸の土地がまさかの借地であり、いわくつきとなってしまったそこへ再び崑一が新たな家を建てることに対して、シビアな地主が難色を示したことから、小日向家はホテル暮らしの崑一と、実家に戻っていた眞澄(伊藤かずえ)と美輪子(逢沢りな)に別れて暮らさざるを得ない状況が続いていた。

 今回の名ゼリフは、家族としてもう一度やり直したいと意を決した崑一が別居生活に終止符を打つため、九品仏で売りに出ていた古風な洋館の下見に家族を伴って訪れた際、自分の部屋になる洋間を一目で気に入った美輪子(20歳)が、落ち着いた壁紙の色の選択や、目的に応じて多種多様な家具をストレスなく配置出来るよう計算された間取り等、実際に住む人の生活に寄り添った設計をした名も知らぬ匠の仕事に感激して、無意識に口を突いて出た、匠に対する何ということでしょう的な賛辞である。

 急に泣き出したり、塞ぎ込んだりと不安定だった美輪子がニクいセンスの新居に明日への希望を見出した一方、M計画のもう一つの当事者家族である多摩留の実家・吉田家は惨憺たる状況であった。廃業してしまった天麩羅屋では、ゴチャゴチャとした店内で多摩留の父・峰靖(安藤一夫)が酔いつぶれ、彼を起こすための手段として妻・伊佐子(魏涼子)がとった行動は昼ドラ伝統芸能であるところのぶっかけ。しかも今回は赤ワインの入ったグラスや、どぶろく入りの一升瓶と言った定番スタイルではなく、冷水に満ち満ちた特大鍋であり、その流量で言えば昼ドラはもちろん、他のドラマで行われたぶっかけを含めても過去最大級の規模であろう。さらにその直後、杉彦(石田愛希)が何らかの白い粉を、老練な投網をするベテラン漁師のように紙袋ごと追いぶっかけしたことにより、文字通りこのシーンの粘性が増すこととなった。

 その後、ぼたんに瓜二つな吉田家の長女・富貴子(黛英里佳)がアメリカから英語がペラになって帰国したのだが、水と粉で頭から真っ白になっている明らかに只事では無い峰靖と杉彦を見ても特段それにツッコむこともなく、「自らのアイデンティティーを掴まえておきたくなったのだ」と、突然の帰国の目的を淡々と語った。



『新・牡丹と薔薇』第16話 あらすじネタバレ
『新・牡丹と薔薇』第16話 感想
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